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新疆で襲撃事件18人死傷 容疑者11人射殺

2014年12月02日

 

【新唐人2014年12月02日】新疆ウイグル自治区ヤルカンド県で11月28日、衝撃事件が発生しました。大陸メディアによると、車両に乗った武装グループが食堂街で爆発物を投げつけ、18人が死傷。警察当局は容疑者11人を射殺したと伝えています。「世界ウイグル会議」によると、事件発生後、少なくともウイグル族70人が逮捕されました。

 

新疆の官製メディア「天山網」は、11月28日午後1時半ごろ、車に乗った「暴徒」グループがヤルカンド県の食堂街で爆発物を投げつけたり、刃物で切りつけたりして、4人が死亡、14人が負傷。警察が容疑者11人を射殺したと伝えました。

 

一方、地元当局は襲撃犯および死傷者の身分を公表していません。事件のあと、ネット上の関連情報はすべて削除されました。

 

地元住民によると、死傷したのはいずれも一般市民で、事件発生後、警察のパトロールが強化されたと話します。

 

ヤルカンド県の商店オーナー

「言うまでもなく怖いです。ここは現場から離れています。死傷者は皆庶民だそうです」

 

今年、ヤルカンド県では襲撃事件が3件発生しました。7月28日の襲撃事件では住民37人が殺害され、容疑者59人が警察に射殺されました。事件後地元ではインターネットが遮断されました。

 

記者

「ヤルカンド県では、ネット接続がずっとできないと聞きましたが」

 

ヤルカンド県住民

「ええ」

 

頻発する襲撃事件に地元住民らは神経を尖らせており、メディアの取材をなるべく避けているようです。地元警察に電話しても誰も出ません。

 

一方、「世界ウイグル会議」の報道官がラジオ・フリー・アジアに伝えたところによると、今回の事件で武装警察2人が死傷。事件後ヤルカンド県には大量の武装警察が進駐し、ウイグル族70人以上を逮捕しました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/12/01/a1158030.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/李)

 

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